日本遺産 太宰府
古代日本の「西の都」 〜東アジアとの交流拠点〜

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15水城跡東門そば(巻6-965)(右)(巻6-968) (左)

15水城跡東門そば(巻6-965)(右)(巻6-968) (左)

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右:凡(おほ)ならば かもかもせむを 恐みと 振りたき袖を 忍びてあるかも(巻6-965)
 作者: 娘子 児島(むすめご、こじま)
 訳: いつもなら袖をふってお別れするところを、おそれ多い方なので、振りたい袖もがまんしているのです。

左:ますらをと 思へるわれや 水くきの 水城のうえに なみだ拭はむ(巻6-968)
 作者: 大伴旅人(おおとも の たびと)
 訳: 立派な男子だと思っていた私であったが、別れとなると、この水城の上で涙を拭うことだろうよ。

? 備考: 大納言に昇進し、大宰府を去る大伴旅人と児島との別れの場面です。
    万葉集はその場所を水城と記しており、大宰府の出入口としての水城の役割がうかがわれます。



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