日本遺産 太宰府
古代日本の「西の都」 〜東アジアとの交流拠点〜

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講堂

講堂

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 境内に入ると正面にある大きな建物が、講堂です(福岡県指定文化財)。

 現在の講堂は、1688年、筑前藩主の黒田家によって再建されました。東西長16.09m、南北幅11.6mと、古代の講堂よりもずっと小さいものです。
 中には、肥前国杵島(佐賀県武雄市付近)で漁師の網にかかって引き上げられたと伝えられる、「杵島観音」と呼ばれる聖観音像が安置されています(国重要文化財)。

? 現在の講堂まわりには、古代の講堂の礎石が残っています。東西幅は30.01m(柱間7間)、南北は15.36m(柱間4間)の建物で、記録では高さ約3.8mと記されています。遺跡調査では、建物の下に、東西34.8m、南北20.6mの基壇があり、正面3ヶ所に階段があったことがわかりました。さらに基壇の下にも礎石が見つかり、地上の礎石は創建時の建物礎石ではなく、後に建て替えられたものとわかりました。
 講堂には、多くの仏像が並んでいました。そのほとんどは現在、宝蔵に安置されています。



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